たこ八は1979年、大阪の千日前で創業しました。飲み屋街での夜店営業や、スナック、クラブラウンジへの出前から始まり、関西内外へ出店を重ねてきた歴史があります。その後の高島屋百貨店さまとのご縁が、現在のショッピングモールや商業施設への出店に繋がっていきました。現存の店舗はいずれも歴史が長く、銀座の数寄屋店は40年以上続く老舗です。伝統の醤油生地を用いたたこ焼で、創業当初は「そのまま」やだしに付けて食すスタイルで売り出していましたが、事業の拡大で顧客層が広がったことから、ソースやマヨネーズの味付け、お好み焼などのセットメニューの提供にも取り組み、多様なニーズへの対応に努めてきました。近年は海外の方からの注目も高まり、ベジタリアンやヴィーガン向けのメニューも検討中です。たこ焼の丸くて可愛らしいフォルムが、タコの食文化が無い国の方々の興味も後押ししてくれているようです。

 大阪の「粉もん」文化をより盛り上げようとする機運も高まるなか、私共も今以上に業界の皆さまとの交流や意見交換に注力していきたく、ORAに入会いたしました。同時にORA主催の勉強会などの場をお借りしながら、社内の教育面についても充実を図りたい所存です。たこ焼が生む人々の笑顔が少しでも未来の平和に繋がっていくことを願いながら、これからもたこ焼づくりに向き合い続けたいと思っています。

会員情報

代表者
代表取締役 曽根 光庸
入会者
取締役副社長 垣内 健祐
屋 号
「たこ八」
創 業
1979年11月
設 立
1980年1月
資本金
1,000万円
従業員数
150名(P/A含む)
所在地
〒542-0074 大阪市中央区千日前1-5-19

こんなお店を経営されています

道頓堀たこ八総本店

 地下鉄なんば駅から徒歩5分。井桁のシンボルの入った大きな看板を構えるのが「道頓堀たこ八総本店」。日本人はもちろん、アジアや欧米など様々な国から訪れる観光客で連日賑わっています。
 一押しのメニューはもちろんたこ焼。厳選された粉と秘伝のだしで出来た生地に大ぶりのマダコを入れ、熟練の職人が銅板で一つひとつ焼き上げます。外はこんがり、中はトロッとした仕上がりは、まさにたこ八の掲げる「ほおばる瞬間の感動」体験そのもの。大阪の粉もん料理は一通り味わうことができ、道頓堀の開削400年を記念した「道頓堀やきそば」も人気メニューです。大阪食文化の象徴とも言えるだしと、スパイスの効いた「道頓堀ソース」を極太麺に絡めていただきます。通りに面した1階では赤ちょうちんが目を惹く屋台でたこ焼を販売。2階、3階に並ぶカウンター・テーブル席は鉄板が備え付けられており、ゆったりした食事にも最適です。活気溢れる道頓堀で、この土地の食文化に触れてみては?

所在地
〒542-0071 大阪市中央区道頓堀1-5-10
連絡先
06-6211-4684
営業時間
10:00-22:00
定休日
1月1日

※入会時の情報です。