焼成カルシウムを主としたノロウイルスや食中毒菌に対抗するための製品「キンコロスウォーター」は京都大学 西渕教授との産学共同の製品です。

来る2016年7月11日に京都大学にて先般、防菌防黴学会に投書した論文について記者会見が行われる予定です。
論文には生食用牛肉に付着する細菌の殺菌法と題し、有効な衛生処理法を発見した旨の内容が記されています。

貝殻焼成カルシウムを水溶化した成分は「水酸化カルシウム」と呼ばれ、この成分は手指やまな板等の機材には許されているのですが、食品中には豆腐・蒟蒻の凝固用途のみ使用を認められているのが現状です。
記者会見ではこの点を指摘し、水酸化カルシウムの使用限定について解放の一石を投じれればという内容になりそうです。

8月4日は記者会見の内容詳細や食中毒対策「キンコロスウォーター」の効果と用途について説明会を行います。
事前登録制ですが、どなたさまも参加できます。

また、同時開催としまして「かわかみ全商品発表会」を行います。
同社は野菜加工(主に漬物と惣菜)の品質保持・日持向上や変色防止の技術と製品を持ち、調味料ではレストラン・惣菜・食品工場向けにレシピ・加工技術の提案も含めて提供できるメーカーです。

当日は4つのカテゴリーに分けたコーナーを設けて、わかりやすい展示を計画しています。

【日時】2016年8月4日(木)開場:13:30~ 講演:14:10~16:00 ※講演後はご質問や展示会をお楽しみください。

【会場】大阪木津地方卸売市場 南棟2階 ORA会議室(大阪外食産業協会 会議室)
大阪市浪速区敷津東2-2-8(会場TEL: 06-7668-5575)